●ジオン注(ALTA)治療
●大腸がん・胃がん検診
●日帰り手術
●各種内視鏡検査
●特定健診
●腰痛改善
【治療方法】
「脱出を伴う内痔核」にジオン注を投与して痔に流れ込む血液の量を減らし、痔を硬くして粘膜に癒着・固定させる治療法です。
痔核を切り取る手術と違って、痔核の痛みを感じない部分に注射するので「傷口から出血する」「傷口が痛む」というようなことはなく、入院期間の短縮も期待できます。
【有効成分】
ジオン注の有効成分は硫酸アルミニウムカリウム水和物とタンニン酸というものです。
●硫酸アルミニウムカリウム水和物(出血症状や脱出症状を改善する。)
●タンニン酸(硫酸アルミニウムカリウム水和物の働きを調節する。)
【投与方法】
ジオン注を投与する前に肛門周囲への麻酔か、下半身だけに効く麻酔を行い肛門周囲の筋肉を緩め注射しやすくします。麻酔法については先生にご確認ください。
ジオン注はひとつの痔核に対して図のように4か所に分割して投与します。
これは、痔核に薬液を十分に浸透させるための方法で、四段階注射法といいます。
複数の痔核がある場合には、それぞれに投与します。
投与後しばらく点滴を続け麻酔の影響がなくなるまで安静にする必要があります。
【投与後】
投入後の早い時期に痔核へ流れ込み血液の量が減り出血が止まります。脱出の程度も軽くなります。
【投与後1週間~1か月】
投与した部分が次第に小さくなり、引き伸ばされていた支持組織が元の位置に癒着・固定して、脱出が見られなくなります。(1週間~1か月)
【胃内視鏡検査】
胃がんは、粘膜の表面から徐々に広がるにつれ、移転しやすくなります。がんの広がりが粘膜下層までにとどまっているものを早期がん、筋層より深く広がるものを進行がんと呼んでいます。
がんの進行度合いは「ステージ(病期)」として分類され、ステージⅠ~ステージⅣとされます。
ステージⅠの早期がんであれば、内視鏡治療や手術で治る割合がきわめて高くなる調査結果があり、がんの治療にとって早期発見と早期治療が大切であることを示しています。
鼻からの挿入も可能にした「経鼻内視鏡」
通常、上部内視鏡検査は口からチューブを挿入する「経口挿入」という方法により行われますが、極細化により、鼻からの「経鼻挿入」も出来るようになりました。
チューブの挿入部がのどのを直接刺激する事が少ない為、「咽頭反射」と呼ばれる吐き気に似た反応が出にくく、検査時の負担が軽くなります。
【大腸内視鏡検査】
日本で大腸がんが増えています。
これまで多かった「胃がん」の死亡率は、早期発見・早期治療の認識が深まったことや医療技術の進歩等により減少傾向にあります。
代わって増加しているのが「大腸がん」です。特に女性の場合、がんの部位別死因のトップが大腸がん。血便などの症状があっても、痔や肛門の病期と思い込んでいるケースもあり、より精度の高い検査を受ける事が大切です。
●女性専用の待合室・診察室を設けておりますので、女性の方も恥ずかしがらずにご来院下さい。
●内視鏡写真やエコー写真により、より分かりやすく、病状を説明いたします。
●仕事や家庭の都合でなかなか手術にふみきれない方も、1日だけで終わる日帰り手術なら大丈夫。